ちょっと前から知識吸収に力をすすいでいるフットケアについて、少しずつ様子がわかってきた状況です。
今回もフットケアの学べるところの紹介です。
東京フットケア協会
当たり前ですが、東京にあるスクールです。フットケアのプロになりたい方向けの資格取得コース、”プロフェッショナルコース”と、医療従事者、看護師、介護職の方向けのコース”メディカルコース”という2つのコースに分かれています。
プロフェッショナルコースの内容
プロフェッショナルコースとして、
角質ケア プロフェッショナル
巻き爪ケア プロフェッショナル
ネイルケア プロフェッショナル
リフレクソロジー プロフェッショナル という4つがあって、
角質ケア プロフェッショナルでは、”足の角質、胼胝(タコ)、鶏眼(魚の目)を、様々な専用器具を使用して、正しく安全にケアが出来る技術”を学ぶそうです。25時間の実技と講義で、最後に試験があって、209,300円(協会員価格188,370円)
巻き爪ケア プロフェッショナルでは、巻き爪や陥入爪のトラブルを、対処する器具を使用して、痛みなく安全にケアが出来る技術を学ぶそうです。14時間の実技と講義で、最後に試験があって、157,680円(協会員価格141,912円)
ネイルケア プロフェッショナルでは、基本的な足爪の切り方、甘皮ケア、爪みがきといった美容的ケアから、肥厚爪、変形爪、割れ爪等のトラブル爪まで、様々なネイルケアの技術を学ぶそうです。23時間の実技と講義で、最後に試験があって、168,400円(協会員価格151,560円)
リフレクソロジー プロフェッショナルでは、足裏反射区の刺激効果により、足の疲れやむくみを軽減し、健康の維持・促進に役立つ、台湾式リフレクソロジーの技術を学ぶそうです。 30時間の実技と講義で、最後に試験があって、180,000円(協会員価格162,000円)
当初の構成と変化しているのですが、上記の内リフレクソロジーを除く3つを受講すれば、協会認定フットケアマスターとなるようです(「中敷きパッド調整・アーチ補正テーピング講座」も文章には含まれています。)そしてリフレクソロジーまで受講できれば、協会認定トータルフットケアマスターとなります。
メディカルコースの内容
1、メディカル トラブル爪ケア講座
高齢者に多い、肥厚爪・変形爪・巻き爪を、ニッパーやケアマシンを使用して、正しく安全にケア出来る技術を1日で学びます
2、メディカル 角質ケア講座
足の角質、胼胝(タコ)、鶏眼(魚の目)を様々な専用器具を使用して、正しく安全に、かつ素早くケアが出来る技術を1日で学びます
3、メディカル 巻き爪ケア講座
巻き爪や陥入爪のトラブルを、形状記憶ワイヤーとオニクリップの2種類の器具を使用して、痛みなくケアできる技術を1日で学びます
4、メディカルフットケアマスター講座
5、メディカル 爪ケア基礎講座
ニッパーを使用した、基本的な足爪の切り方と、ヤスリやゾンデを使用して、正しく爪を整える技術を1日で学びます
メディカルコースのトラブル爪ケア講座 を受講しました!
昨年なんとか時間調節をして、上記の中の1つ、メディカルコースのトラブル爪ケア講座に行ってみました。主任講師の秋本先生から説明を受けました。
爪の解剖といって、どのような組織がどんな風に構成されているか、からご教示いただけることになりました。爪母というところから生える。とか、層になって生えている、等から勉強しました。
(詳しくは、爪の診療実践ガイド(全日本病院出版会)4Pに記載があります)
また、思ったより、グラインダーを使用せずに、ニッパーでボリュームダウンを図ることをしているということを知りました。
他、高齢者の爪では、爪が硬くなってどんどん分厚くなる、「厚硬爪甲」と、
爪の下の部分で、爪と皮膚の間の角質が増殖してくるものを、「爪甲下角質増殖」という2つが主だったものですが、把握しておりませんでした。
後者は爪白癬(水虫の一つ)などから起こりうるのですが、それ爪の変形によって、角質自体が強くなることもあることを知りました。奥が深いと思いました。
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